その6  タスマニアに行こう


アデレードからメルボルンまで順調にリフトを重ね、メルボルンのユースホステルでこれからタスマニアへいくんだという一行に出会った。
なんでも彼らの話を聞くと、タスマニアはとってもとってもいいところみたいだ。
そこで、僕も話を聞くにつれどんどん「タスマニアに行きたいぃぃ」気持ちが沸いてきて、「誰か私を連れてって」ってな気分になった訳です。
まあ、シドニーに帰ってからラウンドをしようと考えたんだけど、よくよく考えたらシドニーに一旦帰る必要なんかまったく無いのだ。
よーし、タスマニアに行ってみよう。
すごく軽い気持ちでタスマニアへ行くためのチケットを買った。
明日の夜7時にメルボルンの港からフェリーが出る。
そこでタスマニアについて情報を集める。
これまでまったくタスマニアについての情報を持っていなかったのだ。
そのころのタスマニアは多分現在も同じだとは思うが、本土の人にとってはビックレジャースポットであったと思われる。
当時はまだ、ゴールドコーストの存在もあるにはあったが、現在のゴールドコーストの様相とはかけ離れていて、特に夏になれば、避暑の意味でタスマニアを訪れる人がかなりいたみたいで、観光地としてのタスマニアの情報はたやすく手に入った。
メルボルン市内の旅行社に行けば、どっさりとパンフレットが手に入ったのだ。
ポートアーサー、ここは昔イングランドの囚人が隔離された刑務所がそのまま残っているとか、ホバートには立派な橋があるとか、ブルーニアイランドにはペンギンがわんさかやってくるとか、カタログには見所一杯にタスマニアを飾っている。
目的地に行く前にその地の情報を得るなんてことはこの旅行では初めてのことだなと思い知る。
オーストラリアに来るまでにもっといろんな町の情報があればもう少し違った旅になっていたかもしれないが、まあ、それは仕方ないことだと諦めよう。


時間にルーズ へ
サイクリング編
1 決断
2 ヒッチハイクの極意
3 ポルシェは快適
4 作戦
5 天敵
6 タスマニアへ行こう
7 時間にルーズ
8 タスマニア上陸
9 予定変更
10 車が来ない!
11 別れる
12 飛ぶ
13 Hobart
14 その声は
15 ライバル登場
16 またね
17 炎天下の出来事
18 タスマニア最後の夜
19 いゃっほーっ
20 シドニーへ帰還
21 北へ
22 山崎日本へ帰る
23 グリーンアイランド
24 ケアンズの夜は更けて
25 イナゴ大発生
26 エヤーズロック
27 アリスの風
28
ツアー編