
飛行機でのお散歩は実に快適且つ有意義であった。
でも、何か物足りなさが残ったのはキャシーがいなかったという事実だろう。
今朝別れて、まだそんなに時間が経ったわけでもないのにもう随分と会っていないような物足りなさが付きまとう。
それはHobartのユースホステルへ移動してからも同じで、僕の視線はいつもキャシーの影を追っている。
自分から切り出したのにこんなに未練一杯の自分が実に情けない。
ユースホステルにはかなり大勢の宿泊客がいて、それぞれが楽しく会話したりはしゃいだりしていたのだが、僕はその中に入ることも出来ず、夕食をさっさと片付けて自分の部屋へと戻った。
自分から愉しい旅を目指して山崎と別れ、一人で行動しているのに、この寂しさは何なんだ・・・・。
人間って一人では生きて行けないってことは判っているのだけど、自分に都合のよい相手だけを選んで生きていけるのだろうか????。
きっと山崎も今頃は一人寂しい思いをしているんだろうな。
遠く日本を離れて一人で居ると時々猛烈に襲ってくる望郷。
すなわちホームシックだ。

暖かい家族の元に帰りたい。
心から話せる相手がほしい。
自分を判ってくれる人がたとえ一人でもいいからそばに居てほしい。
そんなことを考えながらベットに入っているが案の定なかなか寝付けない。
その声は へ