シドニーへは朝方に到着した。
山崎はシドニーへ戻っているのだろうか?
出発するときにお世話になったDeewhyの家に連絡を取ってみると、そこにはもうあのときに世話になった他の連中も他のところへ移動しているという。
それでそのうちの一人、A君の連絡先を聞き、そこへ行ってみた。
案の定、そこには山崎が帰ってきていた。
山崎がヒッチハイクで苦労した話、特にグッドトレインの話を聞かされ、まあ元気そうにしていたので、少し安心した。
パースで別れる時は早く一人になりたかった僕だが、こうして久しぶりに会ってみると意外と安心する。
僕はタスマニアに寄り道していたこと、これからダーウィン方面からアリススプリングスを回ってくるということを告げ、またすぐに旅立った。
山崎はそこで滞在したのち、2週間ほど先の船にて帰国するという。
その船はブリスベーンへ停泊するというので、そのときにまた会えるだろうと言い残した。
そこで長くいるとずるずると居座ってしまいそうな気持ちになると困るのだ。
その後
Cedunaで出会ったブルースとデービットのいる所へ連絡を取った。
運良く彼らはシドニーの北部にあるManryというところの別荘にいることがわかった。
すぐ近くまで例によってヒッチハイクで移動、その後は徒歩で現地へ到着した。
ブーとダーは久しぶりの再会を喜んでくれ、僕を家族のようにもてなしてくれた。
実業家である彼らは現在新しい事業を準備中だという。
仕事についての詳しいことは聞いても判らなかったのだが、現在は資本金を出してくれる銀行を探しているとか。
実際僕も一緒に銀行へ一緒に行ってみたのだが、支店長風の男性と商談するブーとダーは普段僕に見せる顔とは違って、結構ピリッとしている・・・・・。
普段はダラッとしているのだが・・・・・。

ダラッとしているブルースともう一人の友人、デービットは僕の影に隠れてしまった。
結局僕はこの別荘に4日ばかり滞在したのだがその間、サーフィンやヨットを教えてもらう。
ただ、残念なことにサーフィンは波が強すぎて、初心者には無理と断言され、ボデーサーフィン用の小さいボードしか貸してくれなかった。
それでもまあ、サーフィンの楽しさは十分判ったのだが、いずれにしても朝から晩までサーフィンに明け暮れるというわけには行かない・・・・・・・・。
体力が持たないのだ。
よくもまあ、こちらの若者は体力があるものだ。
別荘の窓から海を見ていると、あの大きな波の中を一日中同じ連中がサーフィンしているのには閉口した。
北へ へ