サイクリング編
1 決断
2 ヒッチハイクの極意
3 ポルシェは快適
4 作戦
5 天敵
6 タスマニアへ行こう
7 時間にルーズ
8 タスマニア上陸
9 予定変更
10 車が来ない!
11 別れる
12 飛ぶ
13 Hobart
14 その声は
15 ライバル登場
16 またね
17 炎天下の出来事
18 タスマニア最後の夜
19 いゃっほーっ
20 シドニーへ帰還
21 北へ
22 山崎日本へ帰る
23 グリーンアイランド
24 ケアンズの夜は更けて
25 イナゴ大発生
26 エヤーズロック
27 アリスの風
28
ツアー編

その25   イナゴの大発生


 ケアンズからTOWNSVILLEまで戻り、アリススプリングスを目指す。
ここへくる道で日本ではめったにお目にかかれない光景に出くわした。
イナゴの大群である。
車のフロントガラスにバチバチと音を立ててぶち当たってくる。
フロントガラスは虫の油で真っ白になり、1M先も見えなくなる。
うわさでは聞いていたのだが、こんなに凄いものだとは思わなかった。
ワイパーを回すとイナゴの油をガラスになすりつけているようなもので、かといって何もしないとフロントガラスにイナゴのピラミッドが出来てしまう。
イナゴをかわす方法として僕を乗せてくれたおじさんは前方を走る車の後ろにぴったりと張り付いて走る。
1メートルしか見えないのに1メートル後ろに張り付いているのだ・・・・・・・。
そして「フロントガラスを押さえてくれ」という。
どうしてかといえば、前の車が石を撥ね飛ばしてもフロントガラスが割れないようにだと。
手で押さえていても割れるときには割れるでしょう・・・・・・・・。
まあ、そういわれて従わない訳にも行かないので押さえてましたが。
そんな走り方をしているので石は飛んでくるわイナゴは飛んでくるわで、約1時間ばかりの間、昼だというのに暗闇の中を走っている気分でありました。
ようやくの思いでTOWNSVILLEに到着したがついこの前の嵐の影響で道路が決壊、復旧にはあと2.3日掛かるという。
まあ急ぐ旅ではないのでゆっくりしよう。
しかし、ヒッチハイクは難しいというので、バスの旅に切り替える。
結局次の日には道路の復旧が終わったようで、エヤーズロックへ行くバスが到着した。
なにせバスが動くまでこの待合所を寝ぐらに決め込んでいたのだ。
バスは気楽だ。運ちゃんの機嫌を取る必要もないし、一度乗ってしまえば途中で降ろされる心配も無い。
しかし、景色が単調ですこぶる退屈ではある。
時々写真のように景色の綺麗なところで休憩時間がある。
男性はこのときに小便したりするのだが、いったい女性はどうしていたのだろう????


エヤーズロック へ