サイクリング編
1 旅立ちのとき
2 船旅
3 旅のきっかけ
4 タムシチンキの効用
5 香港事件
6 うだるシンガポール
7 シドニー上陸
8 サイクリング初日
9 お世話になります
10 事故と犬の大群
11 Goulburnの新聞記者
12 簡潔キャンベラ
13 yassへ
14 Hume Hwy
15 Albury ホッキング
16 雨のSeymour
17 Melbourneホッキング
18 Melbourneあれこれ
19 Ballarat
20 Ballaratその2
21 Ararat
22 HallsGap_1
23 HallsGap_2
24 HORSHAM
25 Nhill
26 South Australia
27 Keithを超えて
28 偉大なるマリーブリッジ
29 アルデゲートでタヒチアン
30 アデレードまで一気
31 アデレードでバスガイド
32 Eyre Highway
33 ビールの看板
34 苛立つ
35 IronKnobで切れる
36 Kimba近辺
37 カンガルー
38 Ceduna
39 クリスマスイヴ
40 カニを釣る!?
41 Nullarbor Plain
42 砂漠の生き物l
43 Norseman
44 Cooigerdie
45 Kalgoorie
46 記憶が・・・・
47 Parthまでもう少し
48 この丘を越えれば
49 パースは遠く
50 パースの休日
ラウンド編

その4  タムシチンキの効用



船の上ではいろんな事件があって、それはそれで退屈せずに楽しいのですが、時としてとんでもない事件も起きるのだ。とんでもないと言ったって、人が死んだとか、船が沈没したとか言う物とは種類が違うのだが・・・・。
どんな事件があったのか少しだけ紹介すると相棒の山崎がニュージーランドのフットポールチーム「オールブラックス」のメンバーの挑発を受けて腹筋の回数を競いました。相手はプロのスポーツ選手なんだから負けるのは当たり前なんだけど、山崎にも日本男児としてのプライドもあるし、そこらへんの勝負魂に掛けてはなかなか見上げた根性をしているわけでして、けど、相手にとってはそれを上回るプロとしてのプライドが当然ありまして、プライドとプライドの熾烈な戦いが展開されたわけです。当然オールブラックスのレギュラー選手が負けるわけがないんだしさ、その相手にマジで勝負するのが間違いだとは言わないけど、お尻の皮が剥けるほどやらなくてもいいと思うけどな・・・・。
そのうえ、日本を出るときに用意した薬がこれしかないとかいって、取り出したタムシチンキをその傷口に塗ってくれといわれたときは「ほんとにいいの?」とは思ったけど、これを擦り傷に塗った場合、どんな風になるのか撮っても興味があったし、面白そうだから本当に塗ってあげたんだけど、本人ヨードチンキとタムシチンキの違いに気づいたときはすでに遅く、結果は僕の予想通り、概ね当たってました。
あんなに悲鳴上げて走り回わるものなのね・・・・・。
船の廊下を走るときはせめてパンツだけでも履いて欲しかったなみっともないから・・・・・・・。
こんな調子で本当にオーストラリア自転車横断なんて出来るのであろうか・・・・。

そんなこんなで船は長崎に滑り込んだ。
オージー達を案内して日本の象徴とも言えるパチンコ屋へ行ったり原爆記念館へ行ったりと喋れないけれど身振り手振りを駆使してなんとかコミニュケーションを取ろうと汗だく。 共に行動することでコミュニケーションもバッチリ!。

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