サイクリング編
1 旅立ちのとき
2 船旅
3 旅のきっかけ
4 タムシチンキの効用
5 香港事件
6 うだるシンガポール
7 シドニー上陸
8 サイクリング初日
9 お世話になります
10 事故と犬の大群
11 Goulburnの新聞記者
12 簡潔キャンベラ
13 yassへ
14 Hume Hwy
15 Albury ホッキング
16 雨のSeymour
17 Melbourneホッキング
18 Melbourneあれこれ
19 Ballarat
20 Ballaratその2
21 Ararat
22 HallsGap_1
23 HallsGap_2
24 HORSHAM
25 Nhill
26 South Australia
27 Keithを超えて
28 偉大なるマリーブリッジ
29 アルデゲートでタヒチアン
30 アデレードまで一気
31 アデレードでバスガイド
32 Eyre Highway
33 ビールの看板
34 苛立つ
35 IronKnobで切れる
36 Kimba近辺
37 カンガルー
38 Ceduna
39 クリスマスイヴ
40 カニを釣る!?
41 Nullarbor Plain
42 砂漠の生き物l
43 Norseman
44 Cooigerdie
45 Kalgoorie
46 記憶が・・・・
47 Parthまでもう少し
48 この丘を越えれば
49 パースは遠く
50 パースの休日
ラウンド編

その14 Hume Hwy



ルート31はHume ハイウェーと呼ばれ、シドニーとメルボルンを結んでいる。
MAP参照
道を走っていると様々な動物にお目にかかるが、オーストラリアには動物園では滅多にお目にかかれない種類のものが多く、名前もわからない鳥や爬虫類、哺乳類、花、樹木、など、初めて出会ったときは凄く興味深いものだ。
特にこのKookaburra (綴りが間違っているかも・・・・)日本名で笑いかわせみを始めてみたときはこちらもつらされて笑ってしまうほど愉快な鳴き方をしてくれる。
けたたましい鳴き声は人間の笑い声に似ているため、その名前がついているのだが、まさに笑っているように聞こえる。
日本ではウグイスやカッコーなどの美しい声の鳥が多いが、この鳥に限っては情緒もくそも無い。
特に夜明けにやられると安眠妨害もはなはだしく、警察を呼びたくなるほどすさまじい声で鳴いてくれる。
他にも面白いところではヒクイドリというのがいて、きこりがヒクイドリが真似たサイレンの音で仕事をやめて帰ってしまったというエピソードがあるくらい物まねが上手だそうだ。
Gundagaiを過ぎTarcttaでテントを張ろうと適当な場所を探したけれど、なかなか見つからなくて土地の人に聞いたところ使われていない馬小屋があるので、そこを使いなさいと言われ、ふかふかの藁の上にシートをひいて寝転がった。
そして、自炊をするために燃料になりそうな木を集めるためにそのあたりを歩いたら、なんと直径が10センチもある松ぽっくりを見つけてしまったのだ。
これが凄く良い燃料で、火がつきやすく一旦燃え出すとシューっと言う音と共にガスが噴出し、強力な炎を出してくれる。松脂の影響だろう。
また、オーストラリア全土に豊富に有るガムツリー(ユーカリ)の葉も良く燃えてくれる。
しかし、よく燃えるというのは裏を返せば山火事になったときは始末が悪いということでもある。
結構日本のニュースでもオーストラリアの山火事が伝えられるが、オーストラリアの樹木の大半がユーカリであるがため、一旦燃え出すと止める事ができない。
話を元に戻すが、松ぽっくり一個でお湯が沸き、2個で飯が炊ける。
キャンプ用品ショップで固形燃料を買う必要などはまったく無いのである。
ただし、夏場はキャンプファイアーを禁止しているところもあるので注意が必要だ。
かなり高額な罰金が課せられる。でも、警官の姿を見たことが無いほど少ないので我々は背に腹は替えられんという覚悟でキャンプファイアーしてました・・・・。
無論火の後始末にだけは細心の注意を払いましたよ・・・・・。
腹も膨らんだので横になってうとうとしているとなにやらガサゴソと近くで音がする。
すわ、熊か何かがえさを求めてきたのかと、すっかり日が落ちきった馬小屋の周りに目を凝らしてみる。
よく考えるとオーストラリアに熊はいないよな・・・・。
ではオーカミか!?タスマニアには昔いたらしいけど、現在は絶滅しているというからまさかね・・・・。
では何?。
おぉ。あれは・・・ウォンバット!?。
中型犬より少し小さいが体重はしっかり小熊程度はあるかと思われるほどの中肉中背。
夜になると木の上から降りてきて餌を漁るという。
ウォンちゃん(これだとまるで中国人やね・・・)こっちに気がつかない様子でガサゴソやっているが、なかなか可愛いものだ。
人間に危害を加える動物でもないし、そのうちウトウトして眠ってしまった。

そして朝。お決まりの、あのいまいましいかわせみの野郎にたたき起こされるのであった・・・。

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