その19 Ballarat
メルボルンを発ち、Western HYW をBallarat へと向かう。
MAP参照
Ballaratには日本から同じ船でずっと仲良くしてもらったオージーの家があり、そこへ厄介になる話が出来ていたので、凄く気持ちが楽である。
朝から夕方まで自転車に乗って走るというのはかなりの重労働で、目的地についてからテントを張り、夕食の準備をするのは億劫であり、出来ることならパスしたいことではあるが、やはりそういうわけにも行かない。
しかし、メルボルンではホッキングの家にてかなりの待遇で楽をさせてもらったので、人間の弱さが露呈した形でこれからもずっと出来ることなら楽をしたいというのが本音にある。
このあたりが砂漠地帯を走る頃に山崎との衝突の原因になっているのだが・・・・・。
まあ、この辺の話はのちに語ることになるでしょう。
さて、Ballaratの近くのガソリンスタンドで友人宅へ電話をかける。
だが、我々二人は肝心なことを忘れていた。
いや、電話番号はちゃんとメモして覚えていたし、相手の名前も覚えていたのだが、英語が話せないということをコロッと忘れていた・・・・。
山崎が掛けたのだが、電話で先方が出た時初めて通じないことが判るなんて凄く間抜けだが、メルボルンで特訓を受けたし、電話で話すと言うことの難しさを知らず、話せるものだと思っていたのだ。
ところが、相手の顔を見て話すのと電話で話すのでは全然条件が違うということがはっきりわかった。
山崎は慌てて、僕に受話器を投げるように渡したが、僕とて相手の言ってることがまったく判らない。
受話器に向かって「pardon?」を繰り返すのみだ。最後の手段で、ガソリンスタンドの兄ちゃんを呼びつけた。
通訳をしてもらうのだ。僕は兄ちゃんに説明して電話を代わってもらい、待ち合わせの場所を聞いてもらう。
ウールワースというBallaratで一番大きなスーパーマーケットの前で待ち合わせることに決まったみたいだ。
ガソリンスタンドの兄ちゃんに後どれくらいの距離なのか、場所はどこなのかを確認して通訳してもらったのである程度の段取りは彼と友人の間で出来上がっていた。
「5時ごろウールワースの前で待っている。ウールワースはこの国道沿いにあるからすぐにわかるよ。」という兄ちゃんの指示に従い礼を言って出発した。
出発してまもなく、待ち合わせの場所に着いた。時間より早く到着したが彼はすでに来ていて、我々を笑顔で迎えてくれた。
そして、船で会った時より全然英語が上達していないと、きつい一発を食らってしまった。

どうして顔を見ながらだとこんなに聞き取れるのに電話だと聞き取れないのだろう・・・。
写真は友人とその弟と一緒に仲良く
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