その36 Kimba近辺
Eyre Highway
題名の通り、Kimbaあたりに来ているはずだ。
このあたりは地図にあるはずの町がなぜか存在しない。
流石にPortAugustaなどは比較的大きな町だったので、キャラバンパークなどもあったが、このあたりともなると家がたとえ一軒でも建っていたら町とみなされるみたいなところがあって、地図に書かれてある町を信用したら痛い目にあう。
ここの前の町、IronKnobがそうだったように、食料を手に入れるすべが無いのだ。
無論非常食になるようなクラッカーやカンズメ類はキャリーしているが、日本人はそのような食事で満足できる体質ではない。
毎日腹いっぱい食いたいのである。
少なくとも米を炊いて、1.2品のおかずが必要なのだ。
特に体力だけが頼りの自転車ツーリングでは食事がすべてと言ってもおかしくない。
クラッカーをおかずに、なんてことはやりたくない。
今夜は肉と野菜を煮込んだカンズメをおかずに飯を食った。
果たして明日の予定地には本当の町があるのだろうか。
少なくとも後2.3日分の非常食は携帯しているが、それ以降は米だけになってしまう。
最悪それでもなんとか腹が膨れるだろうが、二人の機嫌がもっと悪くなることは避けられない。
そのうえ、PortAugustaのキャラバンパークにシャワーの設備が無かったため、Aderade以来シャワーにも入っていない。
無論、着替えの洗濯も出来ないので、汗が乾いたシャツと濡れたシャツを取り替えるだけで、ずっと同じシャツを着ている。
着替えるとき、ツンと酸っぱい臭いがするが、そんなことにも慣れてしまった。
今度何時水が手に入るか判らない状態ではポリタンクの水を使って洗濯など絶対出来ないのだ。
道沿いにでかいパイプラインが通ってはいるが、給水できる場所がとんでもなく少ない。

時たま給水所を見つけてポリタンクを一杯にしようとするが、そんなときに限ってバルブが錆びてピクッとも動かなかったりする。
大きなペンチでもあれば何とかなるのだろうが、我々には自転車の修理工具しか持ち合わせが無いのだ。
写真はパンク修理をする山崎。
道に沿ってパイプラインが走っている。
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