その37 カンガルー
Eyre Highway

「その36」に続いて、道端のブッシュにテントを張って寝る。
ここへ来る道でカンガルーが車にはねられていたので、写真に撮った。
別に珍しい光景ではないのだが、比較的死体が新しく、損傷もひどくなかったので、オーストラリアの現実だということで撮ってみた。
ここオーストラリアには確かに多くの動物がいるし、自然のままに見ることも出来る。
カンガルーもたくさんの種類があるみたいだが、僕が実際に出会ったのは赤カンガルー、灰色カンガルー、ワラビー程度だ。

これは赤カンガルーだが、木陰で昼寝中の邪魔をしてしまったみたいだ。
飛び回っているカンガルーを見ることは珍しくないが、こんなに近くで見ることは単に運が良かっただけだろう。
当時カンガルーが車に跳ねられることに対して社会問題にはなっていたようだが、車の前に頑丈なバンパーを取り付けるという解決しかしていなかったみたいだ。
カンガルーが死んでしまうより人間が死んでしまうことの方が大きな問題だったようだ。
20年後にオーストラリアを訪れたときには、町に近い道路では道に沿って鉄条網で動物が道路に飛び出さないような配慮はされていたが、流石にすべての道路にそういった配慮は予算的に難しいようで、動物を交通事故から守ることは物理的に無理なようだ。
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