サイクリング編
1 旅立ちのとき
2 船旅
3 旅のきっかけ
4 タムシチンキの効用
5 香港事件
6 うだるシンガポール
7 シドニー上陸
8 サイクリング初日
9 お世話になります
10 事故と犬の大群
11 Goulburnの新聞記者
12 簡潔キャンベラ
13 yassへ
14 Hume Hwy
15 Albury ホッキング
16 雨のSeymour
17 Melbourneホッキング
18 Melbourneあれこれ
19 Ballarat
20 Ballaratその2
21 Ararat
22 HallsGap_1
23 HallsGap_2
24 HORSHAM
25 Nhill
26 South Australia
27 Keithを超えて
28 偉大なるマリーブリッジ
29 アルデゲートでタヒチアン
30 アデレードまで一気
31 アデレードでバスガイド
32 Eyre Highway
33 ビールの看板
34 苛立つ
35 IronKnobで切れる
36 Kimba近辺
37 カンガルー
38 Ceduna
39 クリスマスイヴ
40 カニを釣る!?
41 Nullarbor Plain
42 砂漠の生き物l
43 Norseman
44 Cooigerdie
45 Kalgoorie
46 記憶が・・・・
47 Parthまでもう少し
48 この丘を越えれば
49 パースは遠く
50 パースの休日
ラウンド編

その42 砂漠の生き物



これはトカゲである。
オーストラリアのトカゲで一番有名なのはエリマキトカゲだが、こいつもかなり変わっている。
頭と同じ大きさの尾を持っているのだ。
おまけに目玉と見間違える模様までご丁寧についている。
従ってこのトカゲ、西を向いているのか東を向いているのか判らないのだ。
名前はその形容から「双頭トカゲ」というらしい。
トカゲというのは前から威嚇して後ろから捕まえるというのが、適当な捕獲方法なのだが、こいつは前か後ろかわかりにくいため、前から威嚇した積りでいてもそのまま逃走されてから後ろ前が逆だったと思い知らされる結果となる。
もともと爬虫類というのは苦手な方だが、蛇よりは抵抗が無いので、捕まえてみた。
落ちていた木の枝をこのトカゲの頭の前に差し出すと、パリバリと噛み砕いてしまった。
凄い力をしている。
こうして手で掴んでいても暴れだしたら手に負えなくなるほどの力だ。
しかしこうして顔を見ているとなぜか可愛くなってしまう。
こちらに向かって「シャーッ」と声をあげ、盛んに威嚇してくるのだが、それがなんとも言えなくいとおしい。
日本に持って帰りたいな・・・・と山崎に言ったら「高く売れるかな」と乗ってくる。
流石大阪の人間だ。


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