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ケイム技法
主なテクニック
リードケイムを使って数片のガラスを組み立てることについてのプロセスを「リーディング」と呼びます。 リードには通常2つの形があります。 断面が「H型」をしているケイムと 「U型」をしているケイムです。「H型」ケイムは2片のガラスを繋ぎ合わせるために使い、一方の「U型」ケイムはパネルの周囲に使われます。 いずれのケイムも表面が丸いタイプと平らのタイプがあります。

リードケイムは一般に6フィート、すなわち1.8mの長さで売られていますが、最近は中国産などでもう少し短いタイプもあるようです。 今日、主に販売されているケイムは純粋のリードではなく、耐久性や腐食、ハンダのしやすさなどに改良を加えられた物が多く、いくつかの金属との化合された物が多いようです。

ケイム技法での初歩的な注意点として、ガラスをカットするときにケイムの芯幅を差し引いてやる必要があります。
芯幅は1/16インチ、すなわち1.6mmがそれぞれのガラスの間に入ります。もし仮に1.6mmを差し引かないでガラスをカットしてパネルを組み上げた場合、そのパネルは否応なしに予定した物より大きくなってしまうことでしょう。
最悪の場合は、ガラスとケイムの間に隙間が出来、太陽の光がそのまま目に入ってくる事になります。

ケイムの太さとしては3/16が尤もスタンダードな物です。しかし、窓の大きさや使われるガラスにより、当然その太さを変える必要があります。
窓の大きさが小さな物であれば当然使われるガラスピースも小さくなりますが、太いケイムを使うとガラスの殆どの面積がケイムの中に隠れてしまいます。一方、大きな窓に細いケイムを使うと強度的にも大変頼りない物になる上に、デザイン的にも弱々しい物に見えてしまいます。

ある程度の強度を必要とする窓ガラスパネルに使うために、ハンダの中に真鍮の補強線が入れ込まれてあるジンクケイムと言う物があります。中にはもっと特殊なもので、スチールが埋め込まれてあるものもあるようですが、いずれも金属のこぎりを使って切断する必要がありますが、リードケームすなわち鉛のケイムについては専用のナイフを使ってカットすることが出来ます。


バイス
リードケイムを使用する前には一度ケイム自体を強く引っ張り、ピンと伸ばす必要があります。その訳は、捻れを直す目的の他に金属の持つ特殊な性格に依存するところがあります。金属という物は引っ張ることで、より強度が増し、硬くなる性格を持っています。バイスという道具はよく働く割には安くて有用な道具ですので、是非そろえて欲しい物の一つです。バイスとは簡単に言うと、ケイムを伸ばす際に、片一方を持ってくれる相棒をしてくれる道具というわけです。ケイムを張る時にいちいち誰かの手を借りて両方から引っ張るという手もありますが、いつでも相棒が見つかるとは限りませんからね。
これの使い方はまさに簡単そのもの。ケイムの片一方をバイスに挟むだけ。もう片一方をペンチやわに口でしっかり挟み込んで適度な力を込めて引っ張ってください。どうして適度な力を込めてと書いたかと言うと、力任せに引っ張ると、ケイムの形が変形して、ガラスの入る隙間が狭くなってしまう可能性があるからです。もっと酷いときにはケイムがちぎれて、反動で自分自身が後ろに引っ繰り返ってしまうこともあります。ですから、くれぐれも「適度な力を込めて」引っ張ることをお勧めします。
道具については別のページにて詳しい説明があります。ケイム技法に必要な道具のリストはアスタリスク( * )の印を付けてあります。



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