アメリカ一人旅

Chicago 2日目
6/6 
 困ったことに4時半に目が覚めてしまった。あたりはまだ真っ暗だ。
昨日の移動で半日の時差が出来てしまい、13時間得をした代わりに、いつ寝ていいのか身体の方が判っていない。朝食が7時からだと言うので、時間つぶしにChicago散策に出かけた。実は昨日このホテルへ向かっているときに非常に気になったものがあったので、それを求めて歩き出した。気になったもの、それは・・・ループトレイン。
むき出しの鉄骨で組まれているため、走るときにすさまじい音を伴う、言わば平らな所を走るジェットコースターといった感じ・・・・。それをカメラに収めていないのが心残りなのだ。
 まずは昇ってくる朝日をカメラに収め、朝日に照らされるビル群を撮りながら道を進める。しかし、向かっている方向がちょっと違ったようで、いつまで行ってもループトレインに行き着かない。こりゃダメだ・・・地図を手に入れないと何も出来ないや・・・。

 約3時間歩き続け、ホテルからかなり離れてしまったので、タクシーで帰ることに。
Hotelに戻って、いざ朝飯にありつこうと勇んでラウンジへ・・・。しかし、ここのbreakfastは、コーヒーのみであった・・・。あほらし・・わざわざコーヒーを飲むためにタクシーを飛ばして急いで帰ってきた事になる。こんな事ならもっと道に迷って、何処かの店でちゃんとした朝食を取るべきだったな。タクシー料金と同じだけ出せばかなり豪華なものが食えたはずだし・・・・。まあ、朝食のメニューまでチェックインする時に聞くのは照れくさいが、そういえばこの先のHotelでは必ず聞いていたよな・・・。ぼくにとって朝食がないのはかなりのダメージなのだ。
 朝8時になって、まだ少し早いかとも思ったが、朝食を何処かで食べながらNavypeerへ向かうことにした。
 NavypeerはこのChicagoにある遊園地だが、入場無料で解放されている。実は1つ目の目的地「ステンドグラス美術館」は、この遊園地内の施設になっているらしい。当然入場料は取らない。ここにはなんと、350点ものステンドグラスパネルが飾られているらしい。非常に楽しみだ。
 30分も歩いたらNavypeerに着いてしまった。しかし、まだ何処の店も開いていない。
途中に朝食が取れるような店が無くも無かったが、遊園地なら幾らでも店があるだろうと予想してきたのが、見事に外れ。平日だからかな?人通りも非常に少ない。
帆船の船長らしき人が自分の船のメンテをしていたので、何処か開いている店はないかと聞いてみる。「遊園地の入り口近くのマクドナルドならオールナイトでやってるよ。」
なるほど、行ってみよう。マックでは、店員に注文したらその店員が品物を揃えてくれるシステムが日本と同じで、非常に判りやすい。中にはお金を受け取るだけの店員を置いている店もあって、別の所で品物を受け取ると言うシステムは、何だか病院で薬を受け取るときを連想させられるので非常に嫌だし、呼ばれているが、早口で判らない時も多々ある。 硬い!チキンバーガーを食ったのだが、パンが凄くカチンカチンで、噛むと言うより噛みしめないと食えない。アメリカのチキンバーガーは硬いと言う事が脳裏にインプットされて、以降マックに入るときは他の物を注文することになる・・・・。後で判ったことなのだが、この日は朝が早かったので、前日のパンだったと推測できる。後日食べたときはもう少し柔らかかった・・・・。
 腹も落ち着いた所でアメリカ最大、すなわち世界最大のステンドグラス博物館へ向かう。無料開放と言うことで、当然係員も居ない状態。写真は撮り放題のため、こんなに多くの写真が撮れてしまった。日本ではなかなかお目に掛かれないアールヌーボー代表的作家ミュッシャのステンドグラスも数点有る。当然のことながら、アメリカが産んだステンドグラス王ティファニーの作品も10数点。後は無名ながら、ステンドグラスの技法を駆使した素晴らしい作品も多く有り、専門家のわたしが興奮する様なものが延々と続く。

 1つ残念なことが有る。この日は天気が良すぎて、太陽の反射が窓パネルの前にあるショーウィンドウに映り込み、パネルが見えにくいところが多くあった。外部窓にカーテンを付けるなどの配慮が欲しいところだが、無料開放に対して経費が掛かる要求は出来ないとは思いつつ・・・・。
 朝5時から動き出したお陰で、1日の目的が半日で終わってしまい、午後からボート クルーズに参加することにする。このNavypeerから出ているので、丁度都合がいい。
ただ、1つ問題がある。VTRの電池が充電した状態でHotelに置いてあるのを取ってこないといけないのだ。しかしながら、わざわざホテルへ戻ってこれを取ってくる気力がすでに無い。何しろ一日分の行動を半日で終えているのだから・・・。ふと見るといい具合にレンタサイクルが有るじゃないか。これを借りてついでに街を一回りしてこよう。
 ぼくの性格がきっとそうなのだろうね・・・。「スーパーサイクル」が気になった。
気になると確かめないと気が済まない性格。何がスーパーかというと、ブレーキが付いてない。普段は足を止めてもタイヤは回っているのに、急に足を止めるとそれがブレーキになるという代物で、丁度車のシートベルトのような仕組みになっているのだろうか?とにかく名前に釣られて「スーパーサイクル」を借りた。しかし・・・乗りにくい>< やはり有るべき所に有るのがいい・・・。
何度もひっくり返りそうになった^^;;
 2時30分出発のボート クルーズまで丁度2時間有る。レンタサイクルも2時間単位で借りることが出来たので、これはまさにうってつけではあった。自転車って歩くよりずっとエネルギーが要らないし、簡単に移動できるから結構好き。
 ここでもマップが大活躍。それでも横文字で書かれてあるマップは見慣れていないせいもあるが、非常に判りにくい。何度も同じ所をグルグル回りながらHotelにたどり着く。 VTRの電池を確保して、取りあえず昼飯を求めて走ることにする。しかし、マックのパンがトラウマになっていて、何を食っていいのか判らない。取りあえず喫茶店のような所に入り、コーヒーとブルーベリーマフィンを二つ買った。昼飯の代わりだから、1つでは足りないと思ったが、こいつがなかなかでかくて、ふわふわしていない分、密度の関係で結構腹が膨れた。1つは明日の朝食に取っておこうと鞄の中に入れた。・・・これが今夜の晩飯になるとはこの時点では思っていなかった・・・。
 2時間はあっという間に過ぎて、Navypeerに戻り、船の出発に備えた。
「ボート クルーズはいいぞ」と、ドラゴンフライ社のマイケルから聞いていたので、これもステンドグラス博物館と並んで、Chicagoで最大級のスケジュールに入れていたお陰で、明日一日の目的は白紙になってしまったが、まあ明日は明日の風が吹くさ。
ボートに乗り込むと、かなりの乗客が居た。平日なのに凄いものだ。この遊園地から、帆船ツアーを含む様々なクルーズが 他にもあるが、全てこんな調子で多くの乗客が乗っていた。船が走り出すと、エンタテーナー宜しく、ガイドのお兄ちゃんの説明が始まる。
声のトーンやスピードに起伏があり、なかなか素晴らしいスピーチだったが、こっちは半分も理解してない^^;;;;;;;。まあ、あのビルがなんたらかんたらと指さした方向にカメラを向ける程度の反応は出来るが、それがいったい何なのかが判らん・・・・。「1950年に建てられ、**********して、******だから*********だ。」の「*」の部分が判らん。 殆どダメじゃん^^;;;;;;;。
こっちの都合も考えずに一方的に喋ってくれる英語に対しては20%以上の解釈は無理と判明。しかしながら、ナイスビューには満足^^
 約1時間のクルーズを終え、夜景のボートクルーズも有ると言われたが、気力がないのでパス・・・。
 5時にホテルに帰って、夕食まで時間があるので少し横になることにした。
7時30分に目が覚めたが、どうも食欲がない。しかし、何か食わないとリズムが崩れるしな・・・と思いつつ、取りあえず街に出た。店先にあるメニューを見るが、何故か拒絶反応が・・。ステーキ・・硬い ハンバーグ・・・不味い スパゲッティー・・半端な量じゃない等、食う前から想像してしまうのだ。それで店に入る気が起きない。
しかしながら、食欲大陸アメリカ人の食欲は凄い。平日の水曜日だと言うのに、店の中は愚か外部の店先に椅子、テーブルを配し、歩道全てをオープンビュッフェに変貌したレストランから客が溢れ、順番を待たないと椅子に座れないという現実が実は店に入りたくないと言う大きな理由ではある。しかしながら、あまりにもガラガラな店は何か不味そうで余計に入る気がしない。すなわち、どちらに転んでも入る気がしない訳です。結局、コンビニで「GreenTea」と書かれたペットボトルを見つけ、それを買ってホテルに戻る。
やっぱりお茶がいいよね・・・日本人は。
と、一口飲んで・・・何じゃこりゃ!!?炭酸飲料でした・・・。
お茶の炭酸飲料は、はっきり言ってまずいです・・・。しかも甘いし・・・。
そのお茶を飲みながら、昼に残したマフィンをかじる。これが今夜の夕食だよ。

壮年バックパッカー

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